もしも私(自分)が認知症になったら・・・
- 理解して手助けして欲しいこと
- 食事
- 排泄
- 顔や髪、体を
きれいにすること - 季節に応じた
身だしなみを整えること
- 危なくないように見守って、必要に応じて手助けして欲しいこと
- 行動範囲
- 歩行
- 喉つめ
- 私のプライドと感情は衰えない
- 悲しみ、怒り、不安、心配、喜び
- ほかの病気やケガについて
- 風邪など
- ガン・糖尿病など
- 脳卒中など
- 骨折など
周辺症状は、ケアをする側と理解度と力量が問われる
・普通の人(目上の人)として接すること
・言動を否定しないこと
・本人のペースに合わせること
・真意を汲むこと
・不安感を受け止めること
・一緒に喜び一緒に楽しむこと
・色々な人が関わりをもつこと
・自尊心を傷つけないこと
「その人を大切に想う気持ちは必ず通じる」
認知症は脳の病気
- 中核症状
- 記憶障害:部分的ではなくすっかり忘れている
失行:行動のしかたがわからなくなる
失認:見えていても認識できない
失語:わかっていても言葉が出ない - 周辺症状
- 不安・ウロウロ歩き回る・妄想・幻覚・異常な食行動・睡眠障害・暴言・暴力など
- 症状に影響する事柄
- 環境・心理的ストレス・脳や体の老化・性格、素質・筋肉の衰えや骨折など
日本の高齢者のうち、
65歳以上では12人に1人、80歳以上では4〜5人に1人が
認知症であると言われています。
認知症は治りますか?
認知症は、現在のところは治らないと言われています。
大脳の中の問題で、情報の伝達がスムーズにいかない状態ですから、手術して治すことはできません。
また、薬については研究開発が続けられていますが、今のところ特効薬はありません。
でも
誰か、親しい理解あるケアの出来る人が近くにいれば、
穏やかに落ち着いて生活したり、楽しい体験も沢山できます。
理解ある一人になろう
花の家 相談役 宮田さよ子による
わかりやすい解説動画
- ~認知症の理解と対応の心構え~
その1「認知症とは」 - ~認知症の理解と対応の心構え~
その2「理解して手助けして欲しいこと」 - ~認知症の理解と対応の心構え~
その3「私のプライドと感情は」
- ~認知症の理解と対応の心構え~
その4「ほかの病気やケガについて」 - ~認知症の理解と対応の心構え~
その5「認知症は治りますか?」 - ~認知症の理解と対応の心構え~
その6「認知症を予防するために」
- ~認知症の理解と対応の心構え~
パート7「サポーターとして出来ること」 - ~認知症の理解と対応の心構え~
パート8「詩の朗読 ~お久しぶりです~」